今朝届いた質問と塾長の回答・・・

森部先生

長距離を走り鍛えるのとピッチングの下半身とは別物だと立証され
ているという話がありましたが、どこでどのように立証されているのでしょうか?長距離を走ってもピッチング強化にはなりませんか?

このような質問が寄せられたので
以下の通り回答をさせていただきました。
皆様にとってもご参考になれば幸いです。

◆◇
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

野球界に限ったことではありませんが、
競技スポーツの種目の多くで
「走り込み」
と称するトレーニングが
慣習的に行われています。


しかし、
「行われているから正しい」
という証拠にはなりません。


一方、
トレーニングコーチや
スポーツトレーナーが
資格取得のために
必ず
勉強する専門科目に
「運動生理学」や
「トレーニング科学」
があります。

その中に
「トレーニングの三大原理」
という非常に重要な教えが
出てきますが、
その内の1つである
特異性の原理」が、
ABさんの疑問に答えています。


即ち、
トレーニング効果は
その競技種目に特有の動きに
類似した方法で
レーニングした場合にのみ
現れる」
というものです。


例えば、
競泳選手に必要な
スタミナ(全身持久力)は、
泳ぐことでしか
伸ばすことができない
ということです。
彼らが長距離を走り込んでも
水泳の役には立たないか、
時間と労力を要する割に
効率が悪いのです。


では、
ピッチャーにとっての
走り込みをどの様に
考えれば良いのでしょう
か?
・ピッチャーが「一定のペースで」
長距離を走るシーンが
試合の中であるでしょうか?

ピッチャーの踏み込み時の
膝関節や股関節の屈曲角度は
長距離を走
っている時の
それと同じ程度でしょうか?

この2つの問いに対する
ABさんの答えが
「ある」と「同じ」
ということなら、
認識が間違っています。
逆に「ない」と「
同じではない」
または「違う」ということなら、
認識は合っていますが、
前述した「特異性の原理」
には
そぐわないですよね?


本人が好きで
長距離を走るのであれば
放っておくしかありませんが

私は
自分が直接指導している選手には
長距離なんて走らせません。
時間が無駄になるし、
他にするべきことが
山程あるからです。


どうせ走るなら…
・10km走るよりも10mを
1000本ダッシュする方
(
実際には100本も走れません)
がピッチングには適している
と思いませんか?


・1試合で100球投げるなら
200歩の大股ランジウォーク
をする
方がピッチャーには
向いてると思いませんか?


以上をよくお考えになると良いと思います。


森部流肉体改造・動き上達塾
塾長 森部昌広



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