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そこで説明されていることの大半は概ね次のようなものだ。


■視線は前方遠くを見つめて胸を張って


■腕を前後に大きく振って


膝をできるだけ伸ばしたまま


つま先を上げてかかとから接地させて


颯爽と歩く、とね。


僕は全くこうしたやり方に反対だし、薦めてはいけないと思っている。


解説してみよう。


1)視線を前方遠くに置き胸を張ると、多くの人は腰を反らし始める。これは姿勢反射と呼ばれるものなので無意識に起きるものだ。これは生理学的な話。すると、腰を反らしたまま歩くということになるね。歩行速度が上がるとその傾向はより顕著になる。慣性が働くためだ。下半身だけが前に進み上半身は後ろに取り残されるようなイメージだな。反ったり丸まったりした湾曲が大きいところは痛めやすい箇所だ。ここまでは物理学的な話。


2)腕を大きく前後にスイングするのは消費エネルギーを増やす魂胆なのだが、歩行速度が上がった時に下肢のダイナミックな動きにカウンターを取りながらバランス良く運動するための適応でもある。生理学的、物理学的な話だね。大きなエネルギーを消費するのだが上肢と下肢が作る捻れの力はウエスト部分で大きくなる。これは物理学的な話だ。


3)「膝をできるだけ伸ばしたまま」というのは大変危険で、膝関節の軟骨はダイレクトに衝撃に晒されることになる。そもそも膝のバネ(膝蓋腱)は軽く膝を曲げておかなければ機能できないのだ。



4)「つま先を上げてかかとから着地」は3)と合わせて最悪な方法だ。人類の進化を否定する冒涜行為とも言える。が何のためにあるのか?足のアーチが何のためにあるのか?全く考えていない。それに図中青い丸印は体の大まかな重心を示しているのだが、かかとは重心よりも前に振り出されている。つまり、前に進もうとしている体重を止めるように地面にぶつかっている訳だ。物理現象として作用反作用の法則というものがあるが、地面にぶつかったかかとは、それと同じ大きさの力を地面から逆方向に受けている。これは進行を妨げる行為である。




ここに書いた文章を理解できない人は裸足で大股歩きをしてみたら良い。つま先を上げてかかとを突き出して接地を繰り返してみよう。あなたの理解力が足りなくても体は正直である。ちゃんと教えてくれるだろう。




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