良い言葉である。
よく、ダイエット(減量という意味で)を実施する人たちがデトックスとか、ファスティングとか、サプリメントを利用してチャレンジしているが、一時的な成功(を成功というのかはさておき)を除いて失敗する人が少なくないのは、「汗を流さないから」ではないかと考えている。
こう言うと、岩盤浴やホットヨガ、ジョギングで汗を流しているという方が反論して来そうだが、そんな汗では目的を達成できる人は限られている。文化としてはありだが、人類の歴史上にそれらは存在しなかったものだ。本来のあるべき動物の姿ではない。不自然なものは長続きしないし、効果も乏しい。そう僕は考えている。
「では筋トレは存在したのか?」という問いかけにはこう答えたい。「存在した」と。それはどういうことか?実は筋トレにも色々な手法があるが、僕が推奨しているのは「限界チャレンジ型筋トレ」である。



そしてこのタイプこそが自然界における「生存競争」に等しい意味を持つ。あなたが「肉食系」か「草食系」であるかはともかく、いずれのタイプでも「生存競争」を生き抜くためには「全力で」「狩る」か「逃げる」かしなくてはならない。勝負は時の運だが、そこには瞬間的にでも「最大努力」が発揮されるのである。
■筋肉に無理をさせず
■低負荷で
■楽に
筋肉を鍛えることはできっこない。そして不自然な方法は長続きもしないのである。効果云々も継続しなけりゃ何の意味もない。そういった訳で、筋トレ道場で行われている「ヒ~ヒ~」言いながらの追い込み型トレーニングは1セット40秒を上限とする全力運動となっている。

重さでも速度(反復回数)でも構わない。自分の限界に挑戦することを数セットやるだけで、肉体のDNAに組み込まれている「野生」が働き始める。

これに食事指導を加味すれば万全である。この取り組みを台無しにするものが現代社会には無数にあるが、中でも「糖分」の習慣的摂取は怖いので注意しておきたい。あなたが太っている理由は「その今食べている甘いもの」に原因があるのだ。いつまでも若くはない。現実を直視すべきだろう。それが「賢さ」であり「理性」である。そういうコンセプトで筋トレ道場を主催している。
