スポーツ障害について・・・

ずっと長い間気付いていなかったことがある。
それは競技種あに特有の障害がある、ってことを疑いもなく受け入れてしまっていた盲信故の過ちである。

例えば・・・
■バレーボール選手のジャンパーズニー

■サッカー選手の腰椎分離症

■テニス選手のテニスエルボー

■バスケットボール選手の前十字靱帯損傷

■野球選手の野球肘

である。それを「その種目をやっているからだ」と簡単に受け入れていた。

もちろん、全員が痛みを訴える訳ではないのには気付いていたのだが、その差異については使用頻度の違いや筋力のレベルに理由があると思っていた。レギュラーだから練習時間が長く頻度が多いとか、筋力が不足しているせいだと思いこんで疑いもしなかったのだ。

もう一歩突っ込んで疑問を持つことをしなかった。つまり、「同じ競技経験年数で、同じ体格で、同じポジションでもケガをする者としない者がいる」のはなぜか?とは考えなかったということだ。このことは大きなミスだ。

それが、足を気にするようになって間違いだったと気付いた。笠原先生の講演を聴いて確信した。土台である「足」の重要性を無視して問題は解決しないと。膝や背骨のアライメント(骨格のくせ)についてはよく問題にされるが、足のそれはそれ程問題にされない。もちろん、偏平足や外反母趾について、程度がひどければ気にすることもあろうが、「ある程度の」範囲内であればほとんど無視されているのが現状である。

その証拠に靴底がすり減っていたり、スパイクのピンが摩耗していたり、シューズの踵を踏んでヒールカップが変形したりしていても、それを大きな問題として捉えてはいないではないか。そのしわ寄せは全て体に反映されるのに。靴でそのレベルである。足についてはほぼノーマークだろう。あまりにも人体が精緻で、その上対応能力が高いために微妙な「狂い」であれば吸収緩衝してしまうのである。

ところが、それは根本的な問題を解決した訳ではなく、「足」を含む「人体」を取り巻く「環境」、例えば・・・
■シューズ
■インソール
■ソックス
■体育館やグランドの状態
等の中で「時間」と「頻度」を体験する中で「問題を蓄積」していくのだ。その問題に耐えきれなくなった時にスポーツ障害が勃発する。

今、その解決策・予防策を修得し、サービスの提供を始めたところだ。毎日新規の相談者から予約をいただいているが、いかに「普通に」足の問題を抱えている人が多いかを実感せずにはいられない。

あなたは気付いているだろうか?…

女性にとっては、足も脚も重要なお洒落のポイントである。


◆ネイルアートを施し
◆パンプスやブーツを履き
◆アンクレットを着ける
…等、工夫のバリエーションは組み合わせ次第では無限にある。

ストッキングやレギンス、ソックスに気を使うのも同じ理由のはずだ。

綺麗に美しく、そして出来るだけ「細く」見せたい。その気持ちは分からなくもない。
しかし、肝心の足や脚はどんな状態にあるのだろうか?

正常だろうか?

この問いかけに自信を持ってyesと答えられる人はそう多くないだろう。何故ならほとんど全ての人が「正常な足と脚」の定義を知らないからである。

学術的に詳しく調べてみると、先ずはやはり構造的な話になる。足を構成する骨の数、足と脚がなす角度、股関節と脚がなす角度等は、「立つ」という静的な行為はもちろん、「歩く」「走る」「跳ぶ」という動作には極めて大きな影響を与える要因となる。

そして脚の中間には膝関節があり、そこでは大腿骨と脛骨のなす角度や、それぞれの骨の捻れ具合等がやはり姿勢や運動の動作と密接に関係している。 

そういうことまで踏まえると、正常な足や脚とそうではないものとでは、まるで別物となってしまう。当然、簡単な日常生活動作から複雑で高度な専門スポーツ動作までの全ての質が変わってしまうことになる訳だ。正しくピンキリ状態である。

では、キリの状態の足や脚にはお洒落をしてはいけないのかというと、もちろん「そんなことはない」のだ。ただし、直ぐに「それどころではなくなってしまう」ことを理解しておくべきだ。

足と脚。どちらも漢字一文字で表される運動器である。しかし、これらが動物である人体に果たす役割は甚大である。どちらに痛みや不具合があってもたちどころに動作に支障をきたす。そしてそのことは心理的にも悪影響を及ぼし易いので注意すべきである。

特にここ数日述べて来たように、足のコンディションが悪いと自覚できる身体症状が増えることに着目したい。

◆足裏にタコがあり

◆浮き指であり

◆外反母趾の様に形状の変化が著しい

場合、非常に高率で「複数の」身体症状を抱えている

あなたはどうだろうか?

足裏にタコが出来ている人は・・・

指が浮いている。

で、そういう足の概念が無いためかどうか知らないが、英文ペーパー(論文)には適語が見つからない。発見者の笠原巌先生は「浮き指」と表現している。僕は学術研究として専用の足圧分布計測器を使って測定するんだけど、
↓↓↓のようにして簡単に確認することもできる。何の痛みもなく指が反り上がってしまう場合は「浮き指」という診断になる。男女とも普通は90度なんて上がらないものだ。

「浮き指」とは指が指としての機能を果たしていない状態で、特に「荷重」に耐える働きをしていないのが特徴だ。当然、立位や歩行時の重心は踵寄りに移行する。これが極めて危険なのだ。

よくウォーキングセミナーで「踵から歩きましょう」なんて偉そうにインストラクションされているけれど危ないぞ。試しにちょっとジャンプして踵から着地してみな。震動と衝撃が半端ないから。
踵から歩くってのは強度を落としながらもその危険な行為を延々と繰り返していることになるんだ。

少し長めに歩くと足首、膝、股関節、腰、首が疲れたり、痛みを覚えたりという人は即座にウォーキングを止めるべきだな。

指が使えていない状況は、非常にまずい。
ここでは、それを少しずつ解説して行く予定だ。

と、こんなことを毎日喋り、書き、指導していると、知らないうちに渡辺通店がドンドン変わっていつの間にか・・・


というサインが掲示してあった(笑)。しかし、筋トレ道場は止めないぞ~♪