NCCAでは、足と歯のコンディショニングについて重視しているんだ②・・・

足は土台なので人体において最も重要なパーツ、というのは前回の記事で書いたとおりだ。
その上で、動物としての人間に大きな影響を与えるものが「歯と顎と噛み合わせ」である、と考えている。

野生の動物ほど強力な牙や顎を持たないが、それでも「食物」を外界から体内へ取り入れる最初の器官である。ここが不完全だとその時点で大きなマイナスであることは疑う余地もない。

この歯と噛み合わせと顎を僕は「デンタルプレスケール」という装置を用いて測定し、多くの情報を得ているのだ。


真ん中にある挿入口にカートリッジを突っ込んでデータを読み込むのだ。
カートリッジに挟むフィルムシートはこんな馬蹄形をしている。


これを被験者に噛み締めさせると・・・


こうした歯型を得られる。
こいつを読み込んで解析していく訳だ。


顎のサイズや咬合圧や咬合重心が分かる。
これは2Dで処理されているが3Dで俯瞰することもできる優れものだ。
色々遊べるぞ。

これに足裏の状態を組み合わせて多変量解析にかけると、
本当に色々なことが分かるんだ。
運動や栄養やメンテナンスの専門家達も、
実は一部分しか分かっていないのに、
さも「○○○が・・・だから□□□なんだよね」みたいな論じ方をしているが、
それは時に大変危険なことでもある。

例えば・・・
同じ競技をしている2人の選手について、背格好、体組成、競技経験年数、ポジション、基礎体力が比較的近かったとしよう。この2人のうち、一方だけに膝の痛みまたは腰痛が起きたとする。その原因をあなたはどこに見出すだろうか?食事?全寮制だったら?疲労?定期的にメンテナンスを受けていたら?トレーニングメニュー?同じことをやっていたら?・・・

もし、「運が悪い」とか「たまたまだ」と答えるのであれば危険である、と警告しておこう。そしてこのような事例は普通にスポーツ活動の現場に存在するのだ。

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