迷いや疑問は成長のチャンスでもある! by 森部塾長

PSP 
甚だ偉そうなタイトルで恐縮である。そこは軽く流して本意を汲み取って欲しい。以下は、
『ピッチング・スピードアップ・プログラム』をご購入いただいた方から届いたメールである。

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森部先生初めまして ※※と申します。

私はもう58歳で、本業は整体師マッサージをしています。
私の所にも野球少年が肩、肘、オスグット病、股関節の痛み等で来られます。又、トレーニング方法の相談もされるので、色々と考えて、アドバイスもしています。

先生の考えと似た部分が多々あって興味をひかれました。今日思い切ってこのプログラム(※『ピッチング・スピードアップ・プログラム』のこと)を注文しました。

そこで一つお伺いします。最近の高校野球では、チームにトレーナーがいて(元Jリーグトレーナーとか)練習プログラムを作っているようです。間違ったトレーニングでもチーム練習としてやっているわけですから、「止めろ!」と言うわけにはいきません。

そこで、別メニューとして家で先生のプログラムを並行してやってもかまいませんか?それともチームメニューはしない方が良いのでしょうか?

どうアドバイスして良いのか教えてください。

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この問い掛けに正答を与えるのは難しい。その理由は、
・クライアントはチームの一員であるが全員ではない
・チームメニューを行った場合に適応している生徒もいる
・クライアントに対する影響力は頻度、時間、優先度から判断すると大して期待できない
からである。

 

部活生に最も大きな影響を与えるのは保護者と部活指導者である。その双方のどちらか一方にでも「決定的」な落ち度でも無い限りは、「外部の」何人も部活生の行動パターンをコントロールすることは難しいし、そこまで介入すべきではない。

 

しかしながら、実際に指導の現場に立ち、一時的にでも関与すると彼らが心身のトラブルを抱えている時には「何とか力になってあげたい」と強く思うものである。

 

そこで私が何をアドバイスするかと言うと・・・
「適当に手抜きしなさい」
ということである。冗談ではない。

 

チームメニューが間違っているのか正しいのかに関わらず、そのクライアントの現状から判断すれば少なくとも適切ではない場合、

・止めることも
・サボることも
・こちらのトレーニングを持ち込むことも
「できない」のであれば、上手に手抜きを覚えてもらうのが良いだろう。

 

ふざけた話だと一笑に伏される方も少なくないだろうが、長いスポーツ競技生活を送る上では、相手から見たら本気にしか見えない「演技」というのは必ず役に立つものだGOOD。

 

所謂「死んだふり」というやつである。これ自体高度な練習が必要になるが、壊れかかった体に無理させて完全に壊すことに比べたら楽なことこの上ないだろう。その「死んだふり」の間に「正しい」自主トレで体を復活させるのである。実際に私が指導していることである。ご参考いただければ幸いに思う。

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